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ドラマ
〈忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段〉
中村勘九郎主演で、12月に放送!
[本誌 9/10号(9/1発売)に掲載]

 江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代中村仲蔵(1736〜1790年)が、厳しい階級制度に縛られた当時の歌舞伎界ではい上がっていく実話をもとにした「中村仲蔵」。落語や講談で知られるこの物語が、歌舞伎の人気演目「忠臣蔵」を軸にドラマ化される。〈忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段(ちゅうしんぐらラプソディーだいごばん なかむらなかぞう しゅっせのきざはし)〉だ。
 主人公の仲蔵を演じるのは、歌舞伎俳優の中村勘九郎。仲蔵の妻・お岸を上白石萌音、謎の侍を藤原竜也、狂言作者・金井三笑を段田安則、そして四代目市川團十郎(二代目松本幸四郎)を市村正親が演じる。出演者たちは、次のようにコメントを寄せた。
「中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が、三代目仲蔵の伝記『手前味噌』に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵は江戸時代の中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、演じられることに不思議な縁を感じます」(中村勘九郎)
「お岸は、こんな女房が家で待っていたら楽しいだろうな、と思える女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やせるよう、朗らかに務めます」(上白石)
「刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが、子どものころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは、貴重な経験でした」(藤原)
「仲蔵をいじめる狂言作家の役ということでやりがいがあります。ヒエラルキーの厳しい世界で成り上がっていくサクセスストーリーですが、そうそう簡単に成功はさせませんよ(笑)」(段田)
「歌舞伎は昔から演技の勉強のために拝見していました。勘三郎さん(十八代目)の芝居に感激して、ファンレターを送ったこともあります。今回、歌舞伎役者を演じられるのは、役者人生のごほうびだと思っています」(市村)
 本作は、12月にBSプレミアムとBS4Kで放送予定だ。

上段左から、仲蔵役の中村勘九郎、お岸役の上白石、謎の侍役の藤原、 下段左から、金井役の段田、四代目團十郎役の市村。

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